過去ログ - 上条「五和と入れ替わった」
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85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県)[saga sage]
2011/11/15(火) 00:19:02.33 ID:6KoBeL+Do


 第十学区のとある研究所、そこでは秘密裏に実験が行われていた。
その実験の内容は、「幻想殺しの能力が発動されるかどうかを調べる」という単純なもの。
幻想殺しとはある少女の言を借りれば能力では無い、らしい。
しかし、上条当麻はその右手で実際に異能力を打消し、幻想殺しを発動させている。
この実験の答えはすでに出ている、幻想殺しは発動するというのがそれである。

では、この「発動されるか」という事を何故今になって検証する必要があるのか。
そもそも、上条当麻と五和が入れ替わった事が全ての始まりであった。
幻想殺しは上条当麻のみが使えるのか、それに類似する能力はあるのか、等々知られていない問題は数多くある。

では、精神が入れ替わった場合はどうなるのか。

もし、五和という少女が上条当麻の姿をしていた時に幻想殺しが変わりなく使う事が出来れば、ある一つの仮説が成り立つ。
幻想殺しは上条当麻の右手そのものである。つまりは精神や思考に関係なく、上条当麻の右手は常に幻想殺しを保持している事となる。

『御使堕し』の時にもし、上条当麻が他の誰かに入れ替わったとしたら、幻想殺しはどうなっていたのか。
それは知る事は出来ないが、先程述べた仮説が正しければその場合でも幻想殺しは発動する。

別の可能性を考える、つまりは幻想殺しは上条当麻の右手ではなく、彼の精神に依存するのでは、という仮説である。
この場合は上条当麻が現在、五和と入れ替わっているのであるから彼女の身体でも幻想殺しが使えるはずだ。

しかし、ここではその可能性や仮設を否定する。現在、幻想殺しは消滅した。これが一つの事実である。
その場合は幻想殺しは何をもって再び発動する事が出来るのか、何に依拠するものなのか。

幻想殺しとは、何か。




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