過去ログ - 女教師「折角のクリスマス・イヴだし、付き合ってあげる」
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2011/11/07(月) 06:06:07.06 ID:WE841c1m0
どうしてこんなに寂しいんだろうなあと思う。
季節は冬。
日付は十二月二十四日。
俗に言うクリスマス・イヴだ。
俗に言わなくてもクリスマス・イヴだ。
この日、つまり今日だが、僕は特に予定があるわけではなかった。
今日どころか、去年も一昨年もクリスマス・イヴは暇だった。
彼女がいないと言ってしまえばその通りなのだが……、いや、そうなんですよ。
僕には彼女がいない。いないったらいない。
十八年の生涯で恋人なんぞが出来た事はない。
彼女が出来るチャンスはあった……と思いたい。
女子とは上手く付き合っている方だと思うし、
二人っきりで遊びに行った事も何度かある。それ以上、音沙汰は無いけど。
風の噂で、僕に人気が集まっているという話を聞いた事もある、一応。
しかし、こうも毎年クリスマスを寂しく過ごしていると、
それはやっぱり希望的観測だったんじゃないかって、そんな気がしてくる。
だから、どうしてこんなに寂しいんだろうなあと思う。
そりゃあ、好きな子はいなかったわけじゃない……はずだ。
昔は僕だって人並みに恋をして、
いつかは好きな子に告白したりして、女の子と付き合うようになるものだと思っていた。
だけど、やっぱりそれは特別な人間でないと、無理なのだろうか?
自慢ではないが、僕の周囲にまともに女性と付き合った事がある仲間は少ない。
類は友を呼ぶと言うのか、男同士で寂しく傷を舐めあうのが常だ。
でも、女生徒には彼氏がいる。
何故かは知らないけれど、
何故、この子に、と思う子にまで彼氏がいる。
男と女では違うのか。
女子は世渡りが上手なのか。
ただ男子が馬鹿なだけなのか。
まあ、考えても答えの出る事でもないんだろうけど。
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