過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」
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27:お風呂で逆上せて遅れた ◆N1RGqRourg[sage. saga]
2011/11/10(木) 23:37:12.35 ID:lOYosIw90

男「あだ…素直に喋ってもごまかせなかったか……」

 なんとなく、ほんとになんとなくだけど、こいつからは警察のような厳かな雰囲気を感じていた。

多分、タイム○トロールとかそんな身分なんだろう。
だとしたら、毎日のように時間を飛び越えて面白おかしく過ごしている俺はなんらかの処置を施されるはずだ。


男「…危機感はあったさ、アンタが警察みたいな組織だったら、俺はただじゃ済まないんじゃないかってね。」
男「さぁ、なんでも言ってくれ。俺は単純に計算して3年分程の人の記憶を潰して過ごしてきた。」

男「今の間に覚悟は出来ている。」

 決まった!
俺の最期、カッコ良く決まったよ!!

女「…観察していた時とはずいぶん性格が違うのですね。」
男「実はこっちが素だよ。あんまりいろんな人と仲良くしたくないんでね。」
女「…口が軽いのは変わりませんが。」

 ぐっ…予想以上に容赦ないな…

男「それで…?処罰ってのは…」
女「そうですね……う〜ん―」


女「では、タイムトラベル禁止で。」


 ………

男「………」

女「………(パラパラ…」

男「えっ」

女「えっ」

 えっじゃねぇよ、
女は手に持っていた羊皮紙のようなB4サイズの分厚い本を開いていた。

男「それだけ?」

女「それだけとは?」

男「えっ、あっ、いやいや、処罰ってのだよ!」

女「えぇ。記録を見るに、使用頻度の高さからしてかなり時間渡航に依存しているものと判断し、」

 パタン…とその本を閉じ―

女「やめさせれば十分な処罰になるかと思いまして。」

 とっても精神的…

男「いやいや!上司とかに相談しないの?!」
女「上司?そんなものは居りませんが。」

 アンタも大概口が軽いねぇっ!


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