過去ログ - 魔法少女とその考察
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31:物書き ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/14(月) 22:38:10.05 ID:LT6QhBZ/0
とはいえ、アルミナがいると少しやりづらかったりする。
理由は簡単。
あたしのする行動、ひとつひとつをしっかりと見て、注意してくるから。

夜になって、あたしがルワージュさんに呼ばれたからでかけようとすると、アルミナが、
「アリス?どこに行くの?」
と、呼び止めてきた。
…、言うの忘れてたあたしが悪いんだよね、うん。
「ルワージュさんの所。呼ばれたからね」
「ルワージュ様のところ…うん、気をつけてね」
すっごく嫌そうな顔をしたアルミナ…。どれだけルワージュさんが嫌なのかわかる。
まあ、すっごく近いから気をつけるほどでもないんだけどね…。

少し歩くと、すぐルワージュさんの神殿に着く。
神殿と言っても、ギリシャ神話とかそういう感じのものではなく、すごく西洋風な作りの大きなお屋敷って感じ。
イメージとしてはホワイトハウス…かな。
扉の前で、誰か待っている。格好はアルミナに似てるんだけど、顔というかまとっている雰囲気はぜんぜん違う人。
「お待ちしておりました、魔法神様」
あたしに向かって一礼したあと、扉を開けてくれる。
「中で、ルワージュ様やほかの方々がお待ちです」

…?ほかの…方々?
あたしは疑問に思いつつも、神殿の中に入っていった。
「おや、アリスさん!待ってましたよ」
ルワージュさんが普通に玄関ホールを歩いていた。
「こんばんわ。お招きありがとうございます」
「かしこまらないでください。ああ、みんな待ってますよ」
「みんな…?」
「ええ。今日は新しい神様が誕生したことを祝うパーティーです!」
「聞いてないですよ!?」
「まあ、いいじゃないですか。細かいことは気にしない!」
「気にします!だって、あたしこんな格好…!」
あたしの格好は、ここでの正装。あたしの場合は、フリル付のワイシャツに、黒のスカート。
それに黒のマント。なんというか、すごくこれに三角の黒い帽子を足したらいかにも魔女です。って感じの格好。
「気にしなくて大丈夫だよ。みんなそんな感じだから」
「はい…」


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