72: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/24(木) 23:22:08.37 ID:aPl4Ik9h0
少女は薄暗い部屋のベットの上で膝を抱えて座っていた。
とある県立病院の一室で、少女は自分を責める。
なぜ、あの子の心の内を分かり合い、救ってあげられなかったのか…と。
73: ◆MAGtVGUz8I[sage]
2011/11/24(木) 23:23:42.45 ID:aPl4Ik9h0
少しさびしそうな顔をして、マキが笑う。
「あたし、決心したんだ。死のうって。それしかないんだよ、方法が」
「わかんないよ! ねえ、どうして死ななくちゃいけないの? ねえ!」
74: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/24(木) 23:31:47.18 ID:aPl4Ik9h0
中学校の屋上。
このあたりの校舎では高い5階建ての中学校の屋上で、カナエはやっと、マキに追いついた。
「マキ……!」
75: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/24(木) 23:32:41.32 ID:aPl4Ik9h0
カナエの言葉にマキは微笑み、言った
「これが、答えなの」
76: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/24(木) 23:37:56.98 ID:aPl4Ik9h0
今日の更新分はここまでです!
明日も投下します。
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 06:37:36.46 ID:v/MO45WDO
えっ?いきなり死亡シーン!?
まぁ…確かに身近な人の死ってものは、人を動かす力になったりもするけれど。
78: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/25(金) 22:06:22.76 ID:V2Li10Nd0
今日も書いていきます。
とりあえず、いろいろと進展。
79: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/25(金) 22:35:51.99 ID:V2Li10Nd0
カナエはベットの上でうずくまっていた。
マキは大事な大事な家族同然の人だった。
(マキ……本当に何があったの……)
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道)[sage]
2011/11/25(金) 22:38:01.01 ID:M2x/dkyE0
魔法
[神様が見えるようになる能力]
対価:その神様が要求するもの
効果:タイトルのまんま
81: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/25(金) 22:54:53.35 ID:V2Li10Nd0
カナエは一人だった。
向日葵園は孤児院である。
82: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/25(金) 23:02:11.62 ID:V2Li10Nd0
「起きてー。起きてー。起きてー」
「ん……うぅん……」
「起きてーーーーーーーーーーー!」
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