過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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2011/11/11(金) 13:32:59.87 ID:+xvuAOaw0
【放課後 学校屋上】
さやか「うん、そう。だって、QBが男の子と契約できれば、恭介が自分で自分の願いをかなえられる可能性だってあったわけでしょ?」
杏子「そういやそうだな…。なぁQB、無理なのか?」
QB「…」
マミ「そうねぇ…。魔法少女って言うくらいだから、女の子じゃなきゃダメっていうのはなんとなく理解できるわ。でも、明確な理由にはならないわね。因果の順番が逆だわ」
ほむら「…」
QB「う〜ん、僕は女の子としか契約できないルールになっているからなぁ…」
QB「そもそも、男の子とどうやって契約したら良いのか、その方法が僕にはわからないんだよ。だから僕は男の子と契約することはできない」
杏子「ふ〜ん。ルール、ねぇ…」
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2011/11/11(金) 13:33:43.56 ID:+xvuAOaw0
さやか「まぁ、あたしも後悔してるわけじゃないから、興味本位で聞いてみただけなんだけどね」
マミ「でも、もしも男の子が契約したら、どんな衣装になるのか面白そうね。鹿目さんも楽しみなんでしょう?自分の衣装が」
まどか「ちょ、ちょっと、からかうのはやめてくださいよ〜。ウェヒヒヒ」
以下略
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2011/11/11(金) 13:34:39.31 ID:+xvuAOaw0
【暁美ほむら自宅】
ほむら「…おかしい。何かがおかしい。いつもの魔女に対する反応と違っていたわ。このソウルジェムの輝きかた…」
ほむら「しかも、さっき周囲を探っても魔女や使い魔は近くにいなかった…。なのになぜ…?」
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2011/11/11(金) 13:35:36.06 ID:+xvuAOaw0
QB「君は感じたろ?いつもと違う気配を」
ほむら「…っ??」
QB「僕も感じたんだよ。恐ろしく静かで、底が知れない気配を」
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2011/11/11(金) 13:37:45.72 ID:+xvuAOaw0
【数日後 とある工場跡地】
杏子「…!な、なんだこりゃ!?どういうこった?」
さやか「ひどい…。」
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2011/11/11(金) 13:39:09.55 ID:+xvuAOaw0
【事件当夜 暁美ほむら 自宅】
ほむら「ふたりは寝たかしら?」
杏子「あぁ、まどかは気を失いっぱなし。マミは鎮静剤で落ち着かせた」
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2011/11/11(金) 13:40:08.40 ID:+xvuAOaw0
杏子「なぁ、私たちは結界が発生したことを感じて、あの現場に集まった」
さやか「うん」
杏子「ソウルジェムもたしかに反応していた。でも、いつもの反応とは違って、少し違和感があった」
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2011/11/11(金) 13:40:59.15 ID:+xvuAOaw0
ほむら「……」
ほむら「…今回の事は私にもわからないの。今までに経験したことのない現象だらけ」
杏子「なんだよ、ワルプルギスの夜は見た事あるかのように話すんだな」
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2011/11/11(金) 13:42:40.45 ID:+xvuAOaw0
QB「今回のことの答えを話す前に、ひとつ知っておいてほしいことがある。歴史みたいな話さ」
QB「さやか、以前、僕に男の子との契約は可能かって聞いたよね?」
さやか「うん。それが今回のことと関わりがあるっていうの?」
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2011/11/11(金) 13:43:41.70 ID:+xvuAOaw0
QB「君たちは魔法少女として魔法を使うとどんな気持ちになる?」
杏子「まぁ、すかーっとするわな」
QB「快感?」
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2011/11/11(金) 13:44:41.70 ID:+xvuAOaw0
さやか「覚醒って?」
QB「ほとんどの魔法少年はソウルジェムの穢れの浄化が間に合わず、それでも快感のおもむくままに魔翌力を解放してしまった」
QB「穢れに侵されたソウルジェムは粉々に砕けちり、魔法少年はそれに依存することなく強大な魔翌力を無制限にまきちらす存在へと変化してしまった。これが、覚醒」
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2011/11/11(金) 13:46:32.63 ID:+xvuAOaw0
QB「当然、覚醒者は魔女と同じように扱われ、魔法少女達によって駆逐されていった」
マミ「今、ほとんどの、って言ったわね?QB」
QB「マミ、気がついたのかい?」
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2011/11/11(金) 13:48:13.37 ID:+xvuAOaw0
さやか「なんで?」
QB「魔法少年は30才の誕生日を迎えるまで覚醒せずにいると、つまり性的快感を感じずにいると、それ以降は覚醒しなくなるんだ。魔法使いになったというわけさ」
杏子「魔法使い?安定して魔法が使えるなら、ちゃんと戦えるんじゃないのか?」
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2011/11/11(金) 13:50:11.25 ID:+xvuAOaw0
QB「さて、ここからが本題。今回の事件の犯人でもある、覚醒者についての話に戻そう」
ほむら「今回の犯人はその覚醒者なのね?でも、すでに魔法少女によって倒されているんじゃないのかしら?」
QB「うん。だけど極一部、頭のきれる覚醒者もいてね、今も存在しているんだ」
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2011/11/11(金) 13:51:25.33 ID:+xvuAOaw0
QB「生き残った覚醒者は静かに息をひそめてこの世界に存在していた。まるで普通の人間のようにね。だから、こちらもひとまずは満足して、今まで手を出さなかった」
QB「彼らは、その強大な魔翌力と、その不気味とも思える静けさから、いつしか深淵の者と呼ばれるようになった」
杏子(…ゴクッ)
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2011/11/11(金) 13:52:24.20 ID:+xvuAOaw0
QB「僕が調べられたことはここまでさ。なぜ今になって彼が動き出したのかはわからない」
杏子「ま、そいつの目的なんていずれわかるだろ。いずれにしても、どえらくやばい敵が出て来たってことだろ?」
マミ「そして、彼を倒さなければならない。私たちで…」
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2011/11/11(金) 13:53:13.39 ID:+xvuAOaw0
まどか「ほむらちゃん、杏子ちゃん、マミさん…。わたし、わたし…」
ほむら「まどか!?」
さやか「残念!さやk」ベキュバキゴシャッ
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2011/11/11(金) 13:54:01.41 ID:+xvuAOaw0
ほむら「QB、それで、頼んでもいないのにわざわざ調べてきたってことは、今回はあなたもそれなりの行動をとるということかしら?」
QB「そのとおり。今回ばかりはちょっとね。僕が戦力になれるかどうかはわからないけど」
ほむら「だいじょうぶよ。いざという時の盾として役にたってもらうわ」
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2011/11/11(金) 13:54:55.97 ID:+xvuAOaw0
【同じく 事件当夜 都内某所】
タラオ「はぁー、久しぶりに遊んだから楽しかったでーす」
イクラ「ハァーイ」
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2011/11/11(金) 13:56:30.09 ID:+xvuAOaw0
【数日後 巴マミ 自宅】
まどか「さやかちゃん!さやかちゃんっ!ねぇ、起きてよさやかちゃん!」
マミ/ほむら「…」
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2011/11/11(金) 13:57:58.78 ID:+xvuAOaw0
杏子「おい、おまえ!何を落ち着いた顔してんだよ!さやか死んでるじゃないか!」
ほむら「美樹さやかは死んではいないわ」
杏子「…なに?」
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