157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:15:54.47 ID:7O7MtCyOo
アホの子かわいいww
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:18:26.19 ID:1SM7gyTK0
戦士「ううむぅ」
武器屋「お客さんお目が高い。そいつは中々の技物ですよ」
戦士「やはりそうか!」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:23:21.44 ID:1SM7gyTK0
武器屋「お姉さまも武人だったんですか?」
戦士「ああ、名のある誇り高き女戦士だった。今はもうこの世にいないが」
戦士「ふっ……俺の姉であると同時に、恩人であり、師でもあったんだよ」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:29:14.38 ID:1SM7gyTK0
姉は俺が生活に慣れる頃には剣を教えてきた。別に頼んでもいないのに。
またそれが随分とスパルタでな、毎日血反吐を吐くほどの特訓だった。
女戦士「男児たるもの弱くては話にならない。さぁ、立て」
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:36:20.27 ID:1SM7gyTK0
叱られても俺は懲りなかったさ。むしろヒートアップしたもんだよ。
そんなある日、今度は貴族様の家に忍び込んでな。大変お高い物をぶち壊しちまった。
それがバレ、弁償しろと言われた日には絶望したもんさ。
ガキの俺にはとても払える額じゃなかった。
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:39:21.44 ID:1SM7gyTK0
ある日、姉は俺にこう言ってきた。
本当に自然に言われたからさ、ビビっちまった。
女戦士「勇者に着いて行って、魔王を討ってくる」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:43:42.10 ID:1SM7gyTK0
ひたすら、毎日己を鍛えた。
弱音なんて一切出てこなかったね、姉の事を考えたら。
俺は強さを求めた。姉をも越えるような力を。
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:45:41.39 ID:1SM7gyTK0
戦士「は、ははは……姉さんは、あの人は弱かったのか。だから死んだのか」
戦士「それじゃあ、こんなに強くなった俺は姉が戦って敗れた奴にどこまでやれるだろう」
戦士「……俺は強い。だから、勝てるんじゃないか?」
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:49:51.01 ID:1SM7gyTK0
フィールド
魔王「ひぃひぃ……も、もうダメである。走れない……」
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/25(金) 00:52:04.01 ID:1SM7gyTK0
魔王「ようやく余の事に気づく奴が現れたか!」
魔王「ズバズバと切り捨ててきた手下共は一匹も余に気づいてくれず、寂しかったのだぞ」
魔物「それは難儀で」
1002Res/745.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。