817:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/06(金) 03:32:40.71 ID:/1IOSP1r0
盗賊「わ、悪いけど、お前は席を外してくれないか」
妹「えっ…」
盗賊「少しこの人たちと話をしなくちゃいけないんだ。頼むよ」
818:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/06(金) 03:33:40.95 ID:/1IOSP1r0
盗賊「……」
戦士「そ、それにしても盗賊! お前家族の前だと全然キャラ違うんだなー」
戦士「俺も僧侶ちゃんもビックリしたぞ!」
819:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/06(金) 03:34:52.22 ID:/1IOSP1r0
盗賊「風呂でも入ってきたらどうだぜ…」
僧侶「そ、それは何か悪い気が」
盗賊「俺の家だ。好きにしてくれて構わん…」
820:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/06(金) 03:36:00.24 ID:/1IOSP1r0
戦士「勇者殿、甘い物ありますからね! 何か食べとくっスか!?」
魔王「食欲ない」
戦士「で、でも少しは腹に入れておいた方が…」
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2012/01/06(金) 03:37:30.10 ID:/1IOSP1r0
魔王「よせ、マジで止めろであるッ……!」
戦士「さぁ、勇者殿ォー! あーん!」
魔剣『いいなぁ。僕も勇者ちゃんにあーんしてあげたいよ…』
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2012/01/06(金) 03:39:17.48 ID:/1IOSP1r0
魔王「それにしても…これは、何なのだ…」
魔王「生きていた中で、初めての体験だぞ……けほっ」
僧侶「今まで風邪を引かれた事なかったのですか? よっぽど健康だったんですね」
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2012/01/06(金) 03:40:44.14 ID:/1IOSP1r0
僧侶「さぁ、勇者様。お体に触りますよ。まだ寝ていないと」
魔王「余はもう平気よ……」
魔王はベッドから降りた。
824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/06(金) 03:42:20.82 ID:/1IOSP1r0
僧侶は部屋を出ていこうとした。
戦士「おいおい、何もそこまで本気にしなくても」
僧侶「知りませんっ。……盗賊さんのご厚意に甘えてお風呂借りてきます」
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2012/01/06(金) 03:44:27.92 ID:/1IOSP1r0
妹の部屋
妹「……」
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2012/01/06(金) 03:46:28.12 ID:/1IOSP1r0
盗賊「そんな話俺は聞いてないぞ…!」
妹「あははっ、お兄ちゃんおかしい! そりゃだって、お兄ちゃんは家出てたわけだし」
妹「わかる筈ないでしょう?」
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2012/01/06(金) 03:48:25.38 ID:/1IOSP1r0
妹「大きい声出さないで……。お母さんたちに聞かれちゃうよ……」
盗賊「お前!」
妹「…ねぇ、お兄ちゃん。あの日もこうやって、私が抱きしめて頭を撫でてたよね」
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