過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜を倒せた」 QB「」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県)
2011/11/19(土) 18:55:56.32 ID:xPxRnDih0

 黒木「いやー参ったねー。マスコミ多いんだもん」

ほむら「で、何を聞きたいのかしら?」

 黒木「うわ、直球だね。自己紹介もなしかい?」

   「僕は黒木佳祐。見滝原大学で宇宙工学をやってる」

ほむら「暁美ほむらよ。もう知ってるわね」

まどか「鹿目まどかです。よろしくお願いします」

 黒木「君も魔法少女なの?」

まどか「い、いえ、違うんですけど…」

ほむら「事情通よ。それで?」

 黒木「うーん。単刀直入に言うとね、魔法少女の仕組みを知るために君を調査したいんだ」

ほむら「例えば?」

 黒木「例えばもなにも、僕らは魔法に関してはなんにも知らない」

   「詳しく研究すれば、色々と知ることが出来るんじゃないかと思ってね」

ほむら「キュゥべえに聞けばいいじゃない」

 黒木「キュゥべえは今首都にいるさ。彼と研究するのは政府直轄の研究所でしか認められないんだ」

   「見滝原は、魔法少女が現存する数少ない地域だからね。その利点を活かしたいわけさ」

ほむら「誰か魔法少女を契約させればいいじゃない」

 黒木「そうだね。これから沢山魔法少女が生まれるだろう」

   「でもね、それじゃ意味が無いんだ」

まどか「どういうことですか?」

 黒木「おそらく、国は魔法少女を全力で援助するだろう」

   「十分な装備を与えられ、ある程度集団で魔女退治を行うことになるはずだ」

   「そうなれば魔法なんて次第に形骸化するに違いないさ」

ほむら「つまり、魔法に長けた魔法少女はいなくなっていくというわけね」

 黒木「そうだ。だから君の力を貸して欲しい」

ほむら「……」

   「残念だけど、貴方の期待には応えられないわ」

 黒木「どうして?」

ほむら「私はもう殆ど魔法を使えないもの」

まどか「え?」

ほむら「私の魔法の大部分は時間停止・時間遡行に関するもの」

   「けれど今の私は時間停止も使えない、時間遡行するともとには戻れない」

   「魔法を使えないのと同等なのよ」

まどか「そんな…」

ほむら「私の魔法はまどかを守る願いで生まれた」

   「まどかが守れた今、もう使う必要はないのよ」

まどか「ほむらちゃん…」

 黒木「僕に分かるように話してもらいたいんだけど?」

ほむら「…」

   「黒木さん。長い話になるけど、いいかしら?」



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