65: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/26(土) 15:04:07.79 ID:Vahr+Gi90
◆
いつのまにか夕方になっていて、私たちは首をすくめながら外に出た。
ちなつちゃんが嬉しそうにしきりに結衣ちゃんの部屋のほうを振り向いて。
ちなつ「喜んでくれてたよね、結衣先輩」
あかり「うん、大丈夫だよー」
届けた私たちの手作りクッキー。
結衣ちゃんは「どうしたの?」と言いながらも私たちを家にいれてくれながら、ちなつちゃんがふるふるとクッキーを差し出すとすぐに嬉しそうな顔をして受取ってくれた。
それからすぐに結衣ちゃんがお母さんたちのところへ戻らなきゃいけなくて帰ることになってしまったけど、ちなつちゃんは終始ご機嫌だ。
ちなつ「あかりちゃん、ありがとね」
前、放課後に来た公園の前に来ると、ずっと結衣先輩がどうとか話していたのに、ちなつちゃんはふと立ち止まってそう言った。
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