過去ログ - 阿良々木「忍と出遭えて、良かった」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)
2011/11/23(水) 02:41:39.53 ID:ooj8npSA0
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後日談、というか今回のオチ。
……話になっているかも危ういけれど、オチ。
あの後、忍は無事僕の影に戻ってきてくれた。
もう日の出が見えそうで、危うく燃えて消滅するとこだった。マジで危ない。
家に着くと、玄関で待ち構えていた妹達に拳骨を喰らう。流石に眠すぎて、
大学を休んだ……のだが。
携帯を見ると戦場ヶ原から電話がかかってきていた。100件以上だ。
それも確認したのはもう夕方だ。恐る恐る電話をかけてみると、1秒も経たないうち―というのは大袈裟だが、一瞬で電話に出た。
「……なんでしょうか、戦場ヶ原さん」
大体予想がついていたから、少し畏まってしまっていた。
「阿良々木君、羽川さんが一生懸命考えてくださった日程をすっぽかしてどこ
へ行ったのかしら?阿良々木君、羽川さんが一生懸命考えてくださった日程をすっぽかしてどこへ行ったのかしら?」
「二回言わないでくださいお願いします!」
「仕方ないわね、羽川さんに連絡するだけで許してあげるわ」
…………一番重い罰じゃないですか、戦場ヶ原さん。
「詮索はしないけれど、どうせまた阿良々木君のことだから……ね」
「ね、ってなんだ!?」
「そんな阿良々木君が、好きなのよ。だから―そのままでいなさい。勝手に変わるなんて、許さないわ」
なんていうか……戦場ヶ原にはなんでも見透かされてるな。
僕が悩んでることなんてあいつにしたらどれだけちっぽけなんだろう。
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