22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[saga]
2011/11/24(木) 01:27:48.60 ID:uFOG1DQZo
僕の驚きを見て取ったのだろう。そして思い至ったのだろう。そうだ、あいつ並に頭の
いいこの子ならば、今のこの状況がわからないはずがない。
「ん――えっと」
そんな風に翼ちゃんが口ごもることも珍しい。どうしたものか、このいかんともしがた
い状況を果たしてどうクリアしたものなのか思い悩んでいる――というよりは、それは単
純に、戸惑っているだけという感じだった。
「えっと――翼ちゃん、あのさ――その――」
翼ちゃんだけに考えさせるわけにはいけない。僕も何か――戯言でもなんでもいい、考
えろ。ええっと……そうだな。とりあえず、宮元武蔵の物真似をしながらロボットダンス
を――
「阿良々木くん。歩こっか、すこし」
僕が暴走しかけたのを、やはりこれも見て取ったのか、翼ちゃんは僕を誘い、返事を待
たないままに、歩き始めた。
さすがだなあ……ほんと。
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