56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[saga]
2011/11/24(木) 02:02:23.30 ID:uFOG1DQZo
いつも通りの一人言。
いつも通りの独り事。
「戯言だ」
そうだ、今この状況において一人ではない。もう一人いる、つまり二人だ。
もっとも、互いに人ではないので、零人というべきかも知れないが。
見た目八歳前後の、その吸血鬼もどきの幼女は、部屋の片隅で一人、体育座りをしている。
量の多い、しかし一本一本が薄絹のように繊細な金髪の髪、薄着の可愛らしいワンピー
スを着ている。そんな意匠の所為で、透き通るような肌の色や、肉付きの薄い生足が見える。
そして、そんな格好にもかかわらず、まったく以前の気品を失わない、威圧的な雰囲気を
・ ・
それは醸しだしながら、僕を強く睨みつけてくる。
以前、吸血鬼だった頃には、物を爆破することすら可能だったその双眸で、強く、強く
睨みつけてくる。
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