75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[saga]
2011/11/24(木) 02:32:12.14 ID:uFOG1DQZo
「忍野さん」
だから――
だから僕は――
「じゃあ僕は――どうしたらいいんですか?仮に今、何かが起きているんだとして――」
「いや、十中八九、何も起きちゃいないよ。むしろ外野がぎゃあぎゃあ騒ぎ立てる方が危
ないね。僕らはただ用心していればいい――十中八九というよりは、万が一って感じだ。
リスクのことを考えて、無駄な対処をしておくべきだろうと、そう言っているだけなんだ。
そんな不安そうな顔すんなよ」
と、忍野は僕の問いに答えてくれた。
応えてくれた。
しかし、こんな言葉、気休めにもなりはしない。翼ちゃんは、それが十分の一だろうが、
万分の一だろうが、十万分の一でも、百万分の一だとして。
そんな確率を平気で引いてのけるのが、羽川翼なのだ。
それはおそらく、人としての強さ。
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