過去ログ - ほむら「上条♪」 マミ「上条くん♪」 当麻「あばばば……」
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13: ◆J0nZQhi5n4XG[saga]
2011/11/26(土) 22:58:08.35 ID:KwP4oUvN0
恭介「ん? なんか引っ掛かる言い方しますね」

土御門「当ったり前だにゃー。鹿目まどかはワルプルギスを一撃でぶっ倒してのけたんだろ?」

マミ「そう。あれが本当に収束の結果ならば、あんなものではないはずなのよ」

QB「それについては僕が説明しよう」

当麻「お前、それでいいの? なんかもう威厳とか恐怖感とか黒幕風味とか完全に失ってるけど」

QB「誰のせいだと……あ、すみません。はい、自己責任です。はい」

QB「コホン。……確かに、暁美ほむらの魔法少女としての素質は低い。底辺クラスと言っても構わないほどに」

QB「更にそこへ時間干渉なんていう途方もない力をぶちこんだんだから、想像はつくよね」

QB「かつての暁美ほむらは、人間並みの能力しか持っていなかった」

QB「治癒能力も、運動能力も、ね」

QB「時間干渉の能力だけを拠り所に、彼女は圧倒的に才能のあるマミやさやかと渡り合ってのけた」

QB「つまりそれは、彼女程度の才能でも一点に特化すれば才能のある魔法少女に匹敵し得る事を意味する」

QB「そして時間干渉を失った今、彼女はその能力の全てを戦闘の能力に向けている」

QB「だからこその、あの性能だ。しかしその引き換えに、君達のように多彩な魔法は使えない筈だよ」

当麻「でも……それにしては、あの炎弾、ちと威力が低すぎるんじゃないか?」

杏子「そうだな。確かに今のほむらは魔女を圧倒しちゃいるが、有効打を与えられてるようには見えねえ」

QB「うむ、それも気になっている。多彩な魔法は使えないと言ったが、恐らく彼女はまだ本来の魔法を使っていない」

例えば、巴マミの本質は命を繋ぐこと。マスケット銃の召喚も治癒魔法も後付けだ。
例えば、美樹さやかの本質は治癒。サーベルの召喚も加速魔法も後付けだ。
例えば、佐倉杏子の本質は幻惑。槍の召喚や、その巨大化や多節化などは後付けだ。
専門でなくとも身体強化は出来るし、テレパシーは使えるし、その程度のサブウエポンは皆備えている。
しかし、今の暁美ほむらにそれはないという。
ならば今の暁美ほむらの本質は――力を願った暁美ほむらは、相当の破壊力を持っているはずなのだが。
今彼女が放っている炎弾は、あまりにも弱かった。

QB「まあ、それほどに彼女の才能がなかった、というだけの話かもしれないけどね」


マミ「ま、なんにせよ……暁美さんを援護しないとね」

杏子「だな。今のままじゃ勝てやしねーよ、あれじゃあ」

さやか「んだね……あーもぉ重労働。恭介、ソウルジェム回復お願いー」

恭介「あ、ああ……巴先輩も、佐倉さんも。……はい、出来たよ」


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