過去ログ - ほむら「上条♪」 マミ「上条くん♪」 当麻「あばばば……」
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12: ◆J0nZQhi5n4XG[saga]
2011/11/26(土) 22:56:58.35 ID:KwP4oUvN0
凄まじい爆音とともに、暁美が飛翔する。
背の装飾から炎を噴出しているが、魔力の消費自体は大したものではないようだ。
そして予想はしていたが、時間停止の能力は完全に失われている。
だがしかしその分暁美に足りなかった直接戦闘の面では、大幅な強化が為されているようだ。

ほむら(まず、この飛行能力……このスピードならば時間停止から光弾やレーザーを撃ち込まれても対処できる)

ほむら(対処そのものはさやかの能力でも出来たのだろうけれど……彼女では、リーチと実戦経験が足りない)

ほむら(……本当、私の魔女が時間停止の影響を受ける遠距離攻撃を専門にしてくれて助かったわ)

ほむら(時間停止からさやかや杏子のような直接攻撃をされていたら、本当に勝ち目がなかった)

魔女の攻撃を避けながら、暁美はまず自らの能力を確認する。
敵を知り己を知らば百戦危うからず。
暁美ほむらの信条であるが、まさか今になって己を知らなければならなくなるとは思っていなかった。

ほむら(そしてこの盾……内蔵していた火器の影響かしら、炎弾が撃ち出せるようになっている)

ほむら(スピードで翻弄し炎弾を撃ち込む単純な高速戦闘タイプ……)

ほむら(……どうしよう、すっごい苦手分野なのだけれど)

ほむら(なぜだろう、負ける気がしない)

ほむら「喰らえぇぇぇっ!」

至近距離まで飛び込んで、炎弾を何発も撃ち込む。
魔女はたまらず時間停止で逃げ出すが、すかさず追撃。
凄まじい速度で、時間停止すら圧倒する。

さやか「……チートすぎる。さすがにあたしの方が速いけど……あのスピードであの武器はチートすぎる」

土御門「ま、美樹さやかじゃあの戦法はとれないにゃー。武器がサーベルじゃあリーチに限界がある」

まどか「で、でも……あの魔女が、本気で時を止めたら……」

当麻「それは出来ねーんだよ、あの魔女は」

まどか「?」

土御門「限界まで時を止めて一旦逃げたとして、その次の攻撃が防げないからにゃー」

さやか「元がほむらだから、基本的に時間停止以外に強みはないんだよ」

杏子「まあ結界ごと逃げるって手もあるが……にしても、ほむらって魔力自体は低いんだよな? なんだあの性能は」

マミ「因果の問題……かもしれないわ」

当麻「……は?」

マミ「暁美さんが言っていたでしょう? 鹿目さんの才能が高いのは、暁美さんのループで因果が収束したからだって」

まどか「そうか、だったらループをしていたほむらちゃん自身は……」

マミ「ええ……相当に力は高まって……いても、おかしくないのだけど」


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