過去ログ - 黒子「……好きにすれば、いいですの」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(岡山県)[sage saga]
2011/11/26(土) 01:39:51.98 ID:Cp32iA0do
「んんんっ!」

ビクッ、と白井が背を仰け反らせた。

彼の指が、尾てい骨から背中中ほどまでを逆になぞったからだ。

シーツを握る手に力が入り、放射状のシワがさらに増える。

「はぁ、はぁ、はぁ」

背中から指が離れ、瞬間的な刺激から解放された白井が頭を枕の上に落とす。

うつ伏せた少女。

下腹部を覆う布はそのままの彼女は、ほんの刹那だけ息を吐いた。

だが、彼はそれで許してはくれない。

「あっ?」

左ひじを彼の右手がつかみ、そのまま、ぐいっ、と背中側に引っ張られた。

抵抗すれば筋を痛めてしまう。いや、それ以前に、どういうわけか力が入らない。

そうなれば、身体は素直だ。

身体を痛めないよう、無意識に、しかし自ら仰向けに転がった。

僅かな稜線しかない膨らみが、ふる、と揺れる。

すぐさま、彼が覆いかぶさってくる。

「うぅんっ!」

胸の先端から、甘く痺れる感覚。

左胸は彼の指で。右胸は彼の舌で。

ゆるりと左右に動く指。親指を除く四本の指の間に間で、ポツポツと飛び石のように刺激される。

対照的に小刻みに動く舌。ソフトクリームでも舐めるかのように、舌の腹が頂を這い回る。

「あっ、んぅっ…ぅあっ、あっ…まって……まってくださいま…あっ」

柔らかな愛撫に晒された頂は、反発するように――否、刺激をねだるように、硬くしこり立っていた。

(な、なぜ、わたくし、こんなにっ)

どうしても漏れそうになる喘ぎを無理やり飲み込みながら、白井は思う。

男性経験は、もちろんない。

だが、一人で慰める経験は、ある。

快楽を知るのが年齢的に早いかと言われれば、そんなことはないだろう。女と言うものは総じて男子よりも成長が早く、耳も早い。

美琴を想っての行為は、回数だけならばむしろ多かったかもしれなかった。

身体は、快楽を知っている。

しかし、いまは状況が異なりすぎるのだ。

悪寒と嫌悪しか感じないはずの、男性との行為。

それなのに、身体は忠実に、快楽を神経に乗せている。心とは裏腹に、欲望の熱を溜めていく。

もともと、空間転移能力者は触感というものに秀でていた。

年齢にそぐわない薄手の下着を身に着けているのも、衣類の感触で演算を狂わせないため。

それほどに、自分は、敏感なのだ。

「ああんっ!」

不意に頂から強い刺激。背が仰け反り、白井の顎が上がる。

彼が唇で桃色の先端を挟み、クニクニと弄んだせいだ。


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