21:1[sage]
2011/11/29(火) 15:19:13.58 ID:Q15vLdsf0
QB「マミ」
彼女の名を呼ぶ。僕に埋まったまま少女はこくん、と頷いた。
QB「どうかしたのかい?」
前足でふわふわとした金髪を撫でる。
QB「何か辛いことがあったなら言っておくれ。僕はその為にいるんだから」
そう言うとマミはクスリと笑い声を漏らした。
マミ「ありがとう、キュゥべえ。でもなんでもないの。ちょっと甘えたくなっただけ」
マミ「心配しなくても大丈夫よ」
そう笑いかけた彼女の細い腕が緩んだ。
と同時に彼女は僕の頭の上で溜め息を雫す。
QB「全然大丈夫じゃないじゃないか」
マミ「大丈夫よ。確かに今、私は壁に突き当たったけど、頑張れば乗り越えれるもの」
僕をフロアリングに降ろし、リビングへ向かう。
マミ「じゃあキュゥべえ、お風呂入ってくるね」
笑顔で手を振られる、泣いてばかりいた女の子も変わったものだ。
QB「大きくなったね。マミ」
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