過去ログ - 【ほむら】「あれから10年か…」
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965:第3話「奇跡と魔法と、その代償」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/11/16(金) 00:26:11.52 ID:GKd/flaB0
【中沢】
『・・・悪い、実はまだ仕事中でな』
暫く固まっていた中沢だが、ようやく口を開く。
どうやら彼は仕事先から恭介に電話を掛けていたようだった。
【恭介】
「それは流石にマズイよ、中村」
【中沢】
『俺は中沢だ・・・はあ、悪い・・・切るわ』
【恭介】
「う・・・うん、頑張って・・・」
一気にテンションが下がる彼の声を聞いて、コイツも色々苦労しているんだな、と思う恭介だった。
【中沢】
「ああ・・・今度暇な時にでも飲みに行こうぜ」
【恭介】
「僕、お酒はちょっと・・・」
【中沢】
『何女々しいこと言ってんだよ』
【恭介】
「まあ、おいおい・・・ね」
【中沢】
『約束したぞ、じゃあな』プッ
一方的に約束を取り付けられ、電話を切られる。
恭介は強引に誘ってきた彼に対して、一つ溜息を付いた。
それでも偶に帰ってきた時くらい、親友の愚痴に付き合うのも悪くない・・・と恭介は笑みを浮かべるのだった
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