過去ログ - 【ほむら】「あれから10年か…」
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973:第3話「奇跡と魔法と、その代償」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/11/16(金) 00:49:41.11 ID:GKd/flaB0
【中沢】
「へ、へぇ・・・」
【織莉子】
「ありがとう、拾ってくれて」ニコ
そんな事など知る由もない中沢に、今の彼女の言葉を理解することは出来なかった。
一方の織莉子は、そのキーホルダーを握り締め、満面の笑みをうかべていた。
【中沢】
「(さながら天使のようやで・・・)
いや、別に感謝される程じゃっ」
その笑顔を見れただけで、キーホルダーのことなどどうでもよくなってしまう中沢だった。
【織莉子】
「ふふ、何かお礼しなきゃね」
【中沢】
「じゃあ仕事を」
【織莉子】
「手伝わないわよ?」
【中沢】
「」
もっとも、こんな性格だからいつまで経っても仕事を覚えないのだが・・・。
【織莉子】
「それとこれとは話が別よ」
【中沢】
「そんな〜」
【織莉子】
「ふふふ・・・」
結局、中沢が書類を無事に提出したのは、それから2時間後のことで・・・再び詢子の雷が落ちたのは言うまでもない。
・・・中沢が詢子の説教うんぬんから開放されるには、もう少し時間が掛りそうだ。
因みに中沢が詢子にボロボロにされるのを、織莉子は満面の笑みで眺めているだけだった。
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