過去ログ - さやか「トイレの壁にほむほむがビッシリと……」
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[sage]
2011/11/30(水) 04:17:12.78 ID:iwNrJ8sdo
少女は静かにカフェオレを飲みながら、しばらく優しく微笑んでいたが、やがて何かを思い出したかのように……
わざと意地の悪い小悪魔のような表情を作っておいてから、鳩とほむほむ達にこう言った。
「甘えてちゃダメだよ。そんなにパンが食べたいなら、何か芸でもして見せてよ」
ポポーッ ククッ バサバサッ ホムホムッ♪ ホミャン コクコク
残念ながら、鳩には言葉が通じなかった。しかしほむほむ達は、少女の言葉を理解したようだ。
ドジを踏む事が多いためによく誤解されているが、ほむほむは小さな体格の割りには、かなり頭の良い生き物だ。
ホムホム ホム~ッ トテトテ ホミャホミャッ ホミューン♪ ホムムッ ピョコピョコ ピョンピョン
バサッ バサバサ バサバサーッ
ほむほむ達は少女の前で「ホムホム」「ホミャホミャ」と歌いながら踊り出した。
どう贔屓目に見ても、見事だとか上手だなどと言えるレベルではないのだが、
ほむほむ達は小さな手足をパタパタと動かして、元気よく跳び跳ねている。
「……」
少女は無言で小動物の踊りを眺めていた。
自慢のタレ目の目尻が、さらに下がりそうな衝動を必死で押さえながら……
そして踊りが始まってからしばらくすると……
ホムホムー ホミー テテテ トトト ホムムー ホムー マドー ホミ トタトタ
また新しく次々と、かなりの数のほむほむが少女の前に集まって来た。
少数だが、まどまども混ざっている。
仲間の歌声を聞いたほむほむ達が、食事のチャンスだと思ってやって来たのだろう。
ホムムーッ ホミュホミュゥ♪ コクコク ホムムン ホムゥ~ マドッ マドカァ/// チョコチョコ
ホムムッ♪ マドッ ピョン ホムーッ ホムゥ~ ホミ… ヒョコッ ホミャア~
そして後から来たほむほむ達も、最初のほむほむ達と同じように、
少女の前でパタパタ・ピョコピョコ・ホムホム・ホミャホミャと、
愛らしい仕草でほむほむダンスを披露し始めた。
ホミー ホムムン♪ マドドッ ピョコッ マドカァ/// トテトテ ホムー ホミュッ♪
ホームー ホムムー マドッ? ホミャッ! ポテン ホ~ム~ ホムムゥ~ ミャ~/// ピョコッ
仲良く歌って跳んだり跳ねたり、若いほむほむが踊りながら意中のまどまどを追いかけたり、
お茶目にお尻や腰を振っていた仔ほむが、小石につまづいて転んで、恥ずかしそうに笑ったり……
決して上手な踊りではないのだが、とても可愛らしく、それなりに面白い。
バサバサッ バサッ ククッ クルックー ポゥ
鳩達は少し迷惑そうな仕草で飛び立って、ほむほむ達から少し離れて彼女達の踊りを見ていた。
ホムムッ ホミャミャッ ピョンピョン ホミュ~ ホムムッ♪ ホムホム~ ホムラチャーン
ホミューン♪ チョコチョコ ホミィ ホムムー トタタタ ホムゥ~ ホミホミー ホム♪
ほむほむは元来が遊び好きで単純で、お調子者の小動物なのだろう。
最初は餌を貰うための芸として踊らされていたのに、
いつの間にか、純粋に歌と踊りを楽しんでいた……
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