過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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111:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/01/10(火) 01:23:21.60 ID:OymKfUeAO
――基地内――

 跳ね上げられたRGMの胴体が、仮設住居に叩きつけられる
 下半身を伴わないそれはスパークと共に燃え上がり爆発、辺りに破片と粒子を撒き散らす
 業火に照らし上げられたそれは、それが何でもないことのように佇んでいた

マリーダ「っ……!」

 オイルを払うかのようにクローアームを軽く振るう、新型のMS
 その腹部から紅い粒子の光が迸る度、一本の線が破壊を伴い基地をなぞっていった

 塵に変わる建造物
 悲鳴さえ上げられず消えていく命

 その火力は、まさに圧巻

 流石に【デカブツ】と揶揄されたガンダムには及ばないものの、現行MSを圧倒し、警備の目を釘付けにするには十分過ぎる一撃であった

ダリル『反応がどんどん上がってきやがる……!』

ジョシュア『来るぜ、奴らが来る!』

 吹き上がる幾多の水柱、淡い水色の中から姿を現したのは、鉄の色そのままの円柱状の物体

 二十ほどの打ち上げられた物体は小さな爆発音と共に四つに分割
 まさに脱皮するかの如く、AEUイナクトが宙へと舞い上がった

リディ「た……隊長……!」

グラハム「…………」


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