過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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120:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/01/10(火) 02:07:10.77 ID:OymKfUeAO
 報告を受け、興が乗らぬのか椅子の背もたれに身を投げ出すグッドマン司令
 いかにも高級そうな作りをした椅子は、その体重に悲鳴を上げ大きく軋む
 リー・ジェジャンが軽くせき込むのを、グッドマンは不思議そうに眺めながら言葉を続けた

グッドマン「奴らがまた新たなMSを開発した……このことは由々しき事態だ」

リー「いよいよ、奴らがソレスタルビーイングと繋がっているという疑惑が本格化したかと」

グッドマン「うむ」

グッドマン「だがこれを口実に、各国は軍備増強路線を邁進することになるだろう」

グッドマン「それにより、国連は更なる連結強化を求められ、やがては地球に国境というものがなくなる……」

グッドマン「大局的なモノの見方をすれば、奴らの存在は世界統一の為の生け贄とも言えるな」

リー「……」

グッドマン「数千万規模の兵力を有した地球圏防衛を担う唯一最強の軍隊……」

グッドマン「その威容が瞼に浮かぶようではないか……ジェジャン少佐」

 時計の針がゆっくりと外周をなぞっていく
 そろそろ食事の時間だ、グッドマンはそれが待ち遠しいのだろう
 彼の視線が何度も分針に向くのを、リーは何も言わず無表情で見ていた


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