過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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123:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/01/10(火) 02:18:16.26 ID:OymKfUeAO
「チーフ、仮設基地へのフライトは中止ですか?」

ビリー「戦闘がいつ集結するとも分からない。どのタイミングでも飛べるよう準備だけは引き続き進めておいてくれ」

「了解です」

ミーナ「オーバーフラッグは破損したら修理が利かないものね」

ビリー「マリーダならある程度は可能だけど、戦闘中、独りで部隊の全てを見るのは……ねぇ」

ビリー「我が隊の勝利の女神にも、不可能はあるさ」

フェルト「…………」

 恐らく、グラハム少佐は真っ向から敵部隊に当たるだろう
 性能を最大限生かした、部隊一丸となっての特攻だ
 元々性能では劣る旧型MSが太陽炉を搭載したMSに対抗するには、瞬間的な爆発力で圧倒するより他にない
 それを一番体現出来るのが、オーバーフラッグの加速をそのまま攻撃に転用する【グラハムスペシャル】であり、何より彼の実績がそれを証明していた

 勿論、即座に修理が可能ではない現在のような場面では賭でしかない
 輸送機で物資と技術者を運んでから直ぐに修理、という離れ業は相当馴れた者達でなければ短時間ではこなせない
 オーバーフラッグという特殊な機体なら尚更だ

ビリー「きっと、それでもグラハムは真っ正面から往くだろう」

ビリー「向こうに着いたら直ぐに修理と整備だ。最悪戦闘中の基地に強行着陸もあり得るな……」

ミーナ「それでも彼は正面衝突を選ぶ、信頼されてるわね技術顧問さん?」

ビリー「盟友の苦悩だね、これは」

フェルト「……あれ?」


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