過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
1- 20
260:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/05/15(火) 01:10:01.49 ID:6AXLnW2AO
 降り積もる疑念を払い、メットを固定しコクピットへと乗り込んだ
 乗り心地は上々、似ている機体の割にはヴァーチェより堅い印象をティエリアは受けた

ティエリア(…………)

 ――【ヴェーダの眼】に連絡を受けたのは、ほんの一ヶ月前に遡る
 それは何の前触れもなく入電してきた暗号通信から始まった
 物資や医療機器、そしてこのGNキャノンを搭載した補給艦――民間用のではあるが――を、とある座標に隠した、という連絡がファーストコンタクトだったと記憶している
 半信半疑で指定された座標を捜索したところ、連絡通りの物資が満載された補給艦は確かにあった
 ただ、この場所と時刻を記したデータを残し、まるで次はここだと言わんばかりに自動航行システムに記録まで作ってあるオマケ付きではあったが――

ティエリア(現在ヴェーダは我々ガンダムマイスターの情報にプロテクトをかけ、更には我々の追跡が出来ないよう細工を施している)

ティエリア(何故我々を見つけられたのか……何故我々を助けるのか……そもそも何者なのか)

ヨハン『聞きたいことは山積みだな』

ティエリア「……勝手に人の思考を読むな、不愉快だ」

ヨハン『顔に書いてある通りに喋っただけだ、気にするな』

ティエリア「何……だと……?」

ヨハン『その点においては、君は実に分かりやすい』

ティエリア「…………」

黄HARO『センサーニ感! MSセッキン! MSセッキン!』

ヨハン『来たか』

ヨハン『頼むぞティエリア・アーデ、万が一のときは君だけが頼りだ』

ティエリア「……言われずとも、こなしてみせるさ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
483Res/287.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice