過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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366:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/09/23(日) 00:16:52.72 ID:KcSu7XIAO
 腹の底から煮えたぎった何かが湧き上がってくるのを、刹那は感じていた
 ロックオンは命を賭け、最後まで世界を変えようと抗い続けた
 あのティエリアが、ロックオンの為に、と言ったときの自身の感動は、これからも忘れることは無いだろう
 ヨハン・トリニティは重症だったが、生還できたのだろうか?
 あの時その場にいなかったアレルヤの安否も、一日とて気にならなかった日はなかった

 テロリストとして自我の無い人生を生きてきた今の刹那を形作っていたのは、ソレスタルビーイングの仲間達との日々
 たったの一年足らずではあったが、かけがえのない日々の記憶であった
 それらを無碍にするような行い、それが刹那の逆鱗に触れていた

刹那(貴様がガンダムマイスターであるかはどうでもいい……)

刹那(だが貴様がガンダムを駆り、世界に混乱と戦争をもたらすというのなら)

刹那(俺達が、ガンダムマイスター達が為してきたことを否定すると言うのなら!)

刹那(俺は必ず貴様に対し介入する……ガンダムとして!!)

フロンタル『さて、話を戻そうか』

 込み上げる怒りを抑え、刹那は耳を澄ませ携帯端末を取り出す
 見た目はありふれた今どきの携帯だが、中身はイアン謹製の魔改造品である
 その多機能さは小型のHAROと呼べるほどであり、ガンダムマイスターが潜入時に必要とするあらゆるものを備えている
 その内、カメラによる撮影機能と集音・録音機能を使い、刹那は状況を記録することにした
 万が一に備え、【証拠】となるものを集める為に、だ


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