過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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399:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2012/12/12(水) 11:39:29.81 ID:WksrI/rAO
ティエリア「GNアームズ及び強襲用コンテナに搭載しているのは大型のものだが、敵の量産型MSには太陽炉非搭載型が多数配備されている」

ティエリア「内蔵粒子火器が少なく、プラズマによる噴射機構もあるアブルホールならば、GNキャノンを同じように改造するよりは遥かに長持ちするだろう」

シャル「……確かに、もとより戦いが出来る状態でもないし、国連軍は反乱軍との睨み合いで動きは読みやすい」

ヒクサー「ティエリア!」

 今度はヒクサーが立ち上がり、向かいに座るティエリアに詰め寄る。
 険しい眼差しを向けるヒクサーに対し、真っ直ぐに見つめ返すティエリア。
 狼狽えを見せるフェレシュテとは対照的に、ヨハンは静かに一部始終を見守った。

ヒクサー「……まさか、残存するガンダムを総動員してアレルヤ・ハプティズムの救出する、なんてことは考えてないよね?」

シェリリン(救出……?)

シャル(あぁ……そういうこと、ね)

ティエリア「それは違う。私は、アレルヤ・ハプティズムの存命を君に聞いてから、一瞬たりとも救出作戦のことを考えなかったことはない」

ティエリア「だが今は、今はまだその時ではない。然るべき時に、必ず迎えに行く」

ヒクサー「……そうか、考え過ぎたようだね。済まない」

ティエリア「如何なる可能性をも考え対処する、その用心深さを賞賛こそすれ非難はしないさ」

 エコ一人、置いてけぼりにしながら議論は終わり、二人の視線は離れていく。
 ティエリアが紅茶を一口啜る頃、またヒクサーが口を開いた。

ヒクサー「もしアブルホールが使用可能になったとして、乗るのは君かい?」

ティエリア「GNキャノンにようやく慣れ始めたところだ、私は乗らない」

ティエリア「手の空いたマイスターを搭乗させる、それが一番合理的だ」

ヒクサー「成る程……ね」

887「ってことはパイロットは……」

エコ(俺!?)

ティエリア「ヨハン・トリニティ」

エコ(あ、やっぱり……?)


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