過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/05(火) 22:35:14.14 ID:LBfc1VCAO
――同時刻・輸送機・MSドック――
導かれるまま乗せられた車が、輸送機へと載り込んでいく。
逆三角形の筒状のボディが特徴的な輸送機、明らかに宇宙での運用が目的のフォルムだと感じた。
リヴァイヴ「着いたよ」
マリーダ「これは……!」
見えてきた二つのシルエットに、まだ車が走っているにも関わらず身を乗り出した。
一瞬ハッとして身体を引きはしたが、視線だけは文字通り釘付けとなっていた。
深緑と漆黒、守護神の如く聳え立つ二機のGN―X。
バーニアの大型化、特徴的な肩部のハードポイント。
特殊調整機だと、一目で分かった。
リヴァイヴ「良いリアクションだ……リジェネの視線を背中に受け続けた甲斐もあったということだ」
マリーダ「……済まない、取り乱した」
リヴァイヴ「いいさ。この二機にはそれだくの価値がある、むしろそう来なくては」
『マリーダ!!』
マリーダ「! この声……」
リヴァイヴ「……早いな、君の差し金?」
プルツー『揺さぶれることが前提ならば、いっそ二人の方が落としやすい』
リヴァイヴ「ふふ、悪い子だ、君は」
車がGN―Xの足元に止まる。
MSを囲むように組まれた足場から、ビリー・カタギリ技術顧問が顔を覗かせていた。
ビリー「こっちだマリーダ!」
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