過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
1- 20
426:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/05(火) 22:44:33.09 ID:LBfc1VCAO
 車がジープであることも幸いし、ドアも開けず飛び越した。
 背後からリヴァイヴの忍び笑いが聞こえたが、気になどしてはいられなかった。
 すぐさまリフトに乗り込み、声の方へと急ぐ。
 二機のMSの威風堂々たる様に、昇る最中にも視線を釘付けにされる自分に気付きながら。

ビリー「やぁ、マリーダ……!」

マリーダ「カタギリ顧問、これは!?」

ビリー「あぁ、僕が聞きたいくらいだよ! 仮眠中にそこの赤毛のエージェントに叩き起こされて、連れてこられたかと思えば、だ」

デヴァイン「事態は急を要した、無礼は承知の……」

ビリー「あぁごめん、ちょっと黙ってて」

デヴァイン「!」

マリーダ「これはGN―X、なのですか?」

ビリー「スペックの写しは貰ったけど……全くもってナンセンスだよ、ほら!」

マリーダ「これは……は……?!」

ビリー「全く、こうも易々とGN―Xのアップグレードを生み出してくるなんてね。どうやら彼等は隠すつもりもないらしい」

デヴァイン「隠すとは心外だ。我々は……」

マリーダ「五月蝿い!」

デヴァイン「……済まない」

マリーダ「…………っ」

マリーダ「……最高速度、旋回性能、加速性能、反応速度に対応のOS、どれを取っても現行のMSを遥かに凌駕している……!」

ビリー「任されてみたのはいいけど、気分はリップヴァンウィンクルだ……ライト兄弟が超音速旅客機を修理するときなら、似たような感情を抱くかもね」

ビリー「こいつはまさに怪物だよ。それこそガンダムに匹敵……いや、それ以上のだ」



デヴァイン「…………」
リヴァイヴ『デヴァイン、打ちひしがれてないでリフトを降ろしてくれ』

デヴァイン「……了解した」

プルツー『いつの間にあんな技術屋気質になったんだ、あいつ』

リヴァイヴ『さぁ?』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
483Res/287.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice