過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
1- 20
427:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/05(火) 22:55:42.56 ID:LBfc1VCAO
 渡されたデータは、漆黒の機体の方であった。
 二機は基本性能こそ同等で、カタギリ顧問曰わく武装面の差別化が計られている、とのこと。
 機動性もさることながら、特筆すべきはまさにその武装面だと一目で理解できた。

 ビームサーベルを銃剣に据え、通常のビームライフルとは違い速射性を重視したビームマシンガン。
 大腿部に外付けされた、粒子ビームを拡散するフィールドを作り出す粒子グレネード。
 伝達力を高め高出力ビームに対応したことで、結果威力を増したGNクロー。
 だが一際目を引くのはやはり、MSにも匹敵する無骨で巨大な刃、かつてグラハム・エーカーがガンダムから奪い取ったものと同型の大型粒子実体剣だろう。 詰め込まれた武装に圧倒的な性能、これだけ並べてみれば、容易に想像は付いた。
 これは明らかに【対ガンダム用装備】であり、このGN―Xは【対ガンダム専用機】なのだと。
 そして今までの流れから見て、彼等の目的が何なのかも。

プルツー『かたや筆舌に尽くしがたく、かたや立て板に水の如くまくし立てる』

プルツー『満足いただけたようで光栄だね、お二方』

ビリー「君は……?」

プルツー『良いだろう、それ?』

ビリー「……あぁ、素晴らしいよ。嫉妬を通り越してバラバラにしたくなるくらいにね」

リヴァイヴ「それは良かった。いつの時代も嫉妬は力になる、この機体を糧に君達が更なるステップに踏むことを願っているよ」

リヴァイヴ「では」

デヴァイン「ならば」

プルツー『あぁ、もう良いな?』

プルツー『マリーダ・クルス……いや、プル・トゥエルヴは貰い受ける』

ビリー「は……?」

マリーダ(やはりッ…………!)

 そして、はっきりと分かった。

 自分は、この【申し出】を断れないことを。


To Be Continued...
セルゲイ「…………本気かね、大佐」

マネキン「本気も本気、大真面目でありますよスミルノフ大佐」

マネキン、「奴らがこの計画を実行するというのなら、阻止する役目は我々をおいて他にありますまい」

セルゲイ「期限は」

マネキン「一週間」

マネキン「一週間後、反国連軍の基地を強襲、宇宙への打ち上げを阻止します。」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
483Res/287.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice