過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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450:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 04:30:48.48 ID:J3/JFd5AO
デュバル「初めてコクピットに座り、最高速度にまで踏み込んだ時の感動は、今でも昨日のことのように思い出せる……」

フォン「…………」

デュバル「問題点はあったかもしれない。だが、たった一度の過ちで表舞台から消え去って良いはずがなかった!」

デュバル「なかったのに……人革連はあれから一度たりともヅダへの対応を変えようとはしなかった……!」

874『…………!』

デュバル「そしてガンダムが現れた! フラッグやイナクトでさえ対処出来ない存在だ、ティエレンで対抗出来るわけがない!!」

デュバル「ならばヅダがッ! 今こそヅダの性能が求められて然るべきだったのだッ! 」

デュバル「だのに!! だのに奴らは、ティエレンを桃色に塗り潰して御満悦だッ!!」

デュバル「自国の要たる軌道エレベーターをテロリストに護られ、四十機体制で臨んだ捕獲作戦にも失敗!!」

デュバル「ティエレンの相次ぐ失態にも、ヅダは汚名返上の機会すら与えられなかった! そんなことが、許されるのか!? 許されていいのか?!」

デュバル「良い……訳が無いぃ……ッ!!」

フォン・スパークの表情から、笑みが消えた。
その理由など、ただの一つしか有り得ないだろう。

 吐き出せるだけ、全てを吐き出した。
 少しずつ音が戻ってくるのが、不思議に心の猛りを抑え込んでくれた。
 哀れだ。何と情けのない、子供じみた姿だろう。
 もはや己の為に流す涙すら惜しい、醜い亡者の嘆きだ。

フォン「……滑稽だな。その一言に尽きる」

デュバル「…………」

874『フォン』


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