過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2011/12/09(金) 03:37:51.03 ID:x6ZGLcOAO
その時、賑やかな青空食堂が僅かながら静かになる
人の流れが止まり、兵士が道を開けていくのが見えた
その原因は、すぐに判明した
グラハム「始めているな、諸君」
マリーダ「マスター!」
ダリル「お疲れ様です隊長」
グラハム「失礼する」
少佐が座ると、否が応でも周りの視線が集中する
ヤザン大尉との模擬戦の後のためだろう、いつもよりそれは強まって感じられた
だが隊員たちはいつものことだと、慣れた様子で食事を再開する
自分も、昔では想像出来ないくらいに図太くなっていた
グラハム「ふう……ようやく一息、といったところか」
ヴィクトル「報告は終わったのかね、少佐」
グラハム「えぇ。各方面の警備部隊や捜査網に加わった兵士の意見を纏めておりました」
グラハム「やはり反国連勢力は、海に何らかの拠点があると推測されます」
ルドルフ「やっぱりか」
グラハム「マリーダ」
マリーダ「はい、マスター」
マリーダ「カタギリ技術顧問は前線基地にて、オーバーフラッグ及びイナクトに搭載可能な爆雷、及び空対潜魚雷の準備を進めているとのことです」
マリーダ「ですが水中戦闘は……」
ジョシュア「無理、だろうな」
グラハム「流石のカタギリでも、鷹を鷹のままペンギンには出来ぬか」
リディ「ペンギンって……」
グラハム「可愛いじゃないか、ペンギン」
リディ「いや可愛いですけど……」
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