150: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/03(土) 17:32:29.85 ID:mAbJ85Uao
「あぅう……すみません……出しゃばっちゃって……とミサカは反省します……」
しょんぼりと小さくなる。
「ちょっと、一方通――」
「ミサカちゃん、言いたい事は全部いいなよ?」
00002号が、言葉と目つきがキツイ!と文句を言おうと口を開くが、それを遮る様に垣根が00001号にアドバイスを与える。
「……ン」
一方通行も聞く準備は万端だ、と頷く。
「で、では……いわせてもらいますよ?……あの、ミサ、カは……00002号みたいに、強くありません……そして、お二人みたいに自分の中に絶対的に信じる正義を持ってるわけでも、ありません」
顔をやや下に向け、三人の顔を目だけでちらちら見ながら話す。
「芳川博士みたいに、小さな子供を立派は青年に導く言葉をもってるわけでもありません。そんなミサカが何かを守れるわけもありません、自分の命すらあなた方四人に任せきりです」
段々と言葉に力がついてくる。
それはミサカの本心からの言葉だからだと、三人は理解する。
1002Res/763.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。