過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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16: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage saga]
2011/11/30(水) 02:42:07.85 ID:facbNr1eo
「お前らいい加減にしろよ!
こんな街中で高レベルの能力者が能力全開で戦ってんじゃねぇよ!」

「いっててて」

「……てめェ何しやがった?」

「んなこたぁいまはどうだっていいだろうが!
周りをよくみろ!特に白いの!
茶髪の方が車受け止めたりしてたから全壊にはならなかったがメチャクチャじゃねぇか!
茶髪もなーにが殺人光線だ!
地面溶けてんじゃねぇか!」

ぐしゃぐしゃの地面、半壊した研究所の入口、全損した自動販売機、傷ついた何本もの街路樹。

一方通行が吹っ飛ばした車の先は研究員の宿舎があった。
その前にはコインを用意した御坂美琴が立っている。

それらをみて二人は言葉を失った。

こんなんじゃ化け物扱いされても仕方がない。

次に合致した二人の気持ちは自身への戒めである。

「……悪りィ」

「……いや、俺もやりすぎた」

反省した二人をみて上条は表情を崩す。

「よく知らんが二人は親友なんだろ?
喧嘩する前に話し合えよ、そんで壊したものは謝って弁償しろ。
高位の能力者だし金はあんだろ?」

最後のセリフは二人にはやけに恨みがましく聞こえた。


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