180: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/04(日) 07:33:00.30 ID:ex9AI0hxo
〜〜〜
「で、ミサカちゃんはどこにいんの?」
買い物を済ませ、コンビニを出た二人。
二人の手にはアイスがひとつずつ。
垣根の持つ袋にはアイスとスポーツドリンク、そしてそれらが温まってしまわぬ様にと大量の氷が入っている。
「えぇっと、第七学区のホテル?だと思います。なんか可愛い綺麗な感じのところです。とミサカはこたえます」
ミサカが答えたことに垣根はギョッとした。
「ふ、双子パワーすごいな」
「あ、ただそんな気がするだけなので……とミサカは自信はない事を強調します」
「おう、わかってるぜー。しかしあのホテルか……」
記憶を頼りに、ミサカのいうホテルにあたりをつける。
今いる場所からは遠くもないが近くもない。
「……また、飛んで行ってもいいか?」
垣根は先ほどの事もあり、遠慮がちにいう。
「ま、またお姫様抱っこですか?と嬉しい様な恥ずかしい様な……」
「……だよなぁ、電車でいくか」
少しでも嫌ならばやめようと、垣根は電車で行くことを提案する。
「あ、あの!でもアイス溶けてしまったら勿体無いので……とミサカは暗に飛んで……行きましょうと提案……します」
顔を真っ赤にしながら、垣根のシャツの端を掴んだ。
「お、おう。んじゃアイス食っちまったらいくか」
垣根は話しながらすでに完食しており、ミサカはまだ半分ほど残っている。
「は、はい!とミサカは元気良く返事します」
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