33: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage saga]
2011/11/30(水) 16:41:35.76 ID:facbNr1eo
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「そう、二人は無事仲直り出来たのね……十年間か……長かったわね」
部下からの嬉しい報告を聞くと、芳川桔梗は大きく息を吐き、冷めたコーヒーを一気に飲み干した。
「当時まだ高校生だった私がもう三十路手前のおばさんなんだもんね……本当長いわね」
芳川桔梗は知人のツテを使い、当時まだ高校生ながら一方通行達のいた研究所へ「助手」として出入りしていた。
そしてコーヒーを淹れさせたり、研究所では教えてくれない一般常識というものを教えたり、など二人にとっては姉的存在であった。
二人もよく懐き、「よしかわーよしかわー」と後をついて歩いていた。
そんなある日、芳川は二人を仲違いさせ、大きな力をひとつの勢力にしないようにしようと計画している事を偶然聞いてしまう。
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