過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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4: ◆hZ/DqVYZ7nkr[sage]
2011/11/30(水) 02:14:59.45 ID:facbNr1eo

〜〜〜

「悪いが、お断りだ」

髪は茶色、服装はファッション雑誌にそのまま載っていそうなものをちゃんとに着こなしている。
整った顔立ちに浮かぶ色は苛立ち。

「なぁ、なんで俺にこの実験持ってきた?」

髪の毛をいじりながら問う。

「それは……お前は口癖のように一番になりたいと言っていただろう?

それを叶えてやろうと思っての事だ。

拒否するなら第一位にこの話は持っていくつもりだ」

もちろん嘘である。
ただ、第一位に断られたからと言うのは少年の逆鱗に触れることとなるのは分かり切ったことだ。

そして、今のを聞いて笑った少年をみて研究員はうまくごまかせた、上出来だと思った。
しかし少年はそんな簡単な人物ではない。

「ははっ……最高だよ、お前。最高に−−ムカついた」

少年の顔から笑みが消え部屋全体の空気が禍々しいものに変わった。

「俺は嘘吐きが嫌いだ。
一方通行に断られたから俺のとこに来たんだろ?……あまり俺を馬鹿にするんじゃねぇよ」

研究員はカタカタと歯を鳴らす。
一方通行程ではないがこいつも化け物だという事を思い出したらしい。
少年はそんな研究員には構わずしゃべり続ける。

「お前らクソッタレの反吐が出るような実験なんかやんなくたって俺は実力で第一位を倒してみせる、俺を舐めるな……あと、優しい俺からアドバイス。

お前らは俺たちの事を何も、何ひとつわかっちゃいねぇ。

そんなんだから俺にも一方通行にも断られちまうんだよ。

まぁ、あれだ、次からはよく考えてもってこいよ」

立ち上がり部屋の外へと続くドアへ足を進める。

−−まぁ、こいつらが狂ってるのも元々は俺らのせいか。

ドアを開ける少年の表情は何かを無理矢理期待しているような、苦しそうなものだったことを誰も知らない。



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