過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
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927: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/20(金) 22:21:53.69 ID:o8cvdhgIO

〜〜〜

頭が痛む。
世界は真っ暗だ。
では、誰がこうしたのだろう。

答えなどあるわけもない。

そこにあるのは死に至る病ただそれだけ。

それを治す特効薬を一方通行は持っているにもかかわらずそれに気づかない。

一度気づいてしまえば、そうしたらもう彼は笑えるのだ。
彼の友人も、その友人も、みんな笑えるのだ。

人の繋がりとはなんであろうか、それゆえに人は傷つき、悲しむ。
では、繋がりとは人を壊す物なのだろうか。
それは否である。

繋がりがなくては人は生きれない。
それは死に至る病を発病させる原因でもあり同時に特効薬なのだから。

よくわからない機械が低い音を一定のリズムで出している部屋に一方通行はポツンと座っていた。
部屋の中は怪しい緑色のライトで照らされ、その部屋にいるだけで心が蝕まれて行くようだ。

ぼんやりと光るライトを見つめながら一方通行は最後の日を思い出す。


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