969: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2012/04/28(土) 02:41:02.51 ID:ZUJ42Ia1o
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「お前ら、楽しいか?
そうやって自分よりも弱い女の子を大勢で怯えさせて、楽しいのか?」
「あ? 何言っちゃってんだこいつ?」
「俺は、不愉快だ」
「この街は力こそが正義、だろ?」
「そうか、だったら、俺が……そのふざけた幻想を―― ぶち殺してやるよ」
現れたのは一方通行ではなく、上条当麻であった。
その目は怒りで満ちている。
力こそが正義。
男達はそう言った。
そして、上条は目の前でその間違った正義がもたらした惨事を見ている。
力を持ちながら、それよりも大切なものをちゃんと理解し、その胸に刻み込み涙を流した者を見ている。
その、彼らの清く強い心を踏みにじられた気がしたのだ。
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