過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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13:1
2011/12/04(日) 11:32:58.54 ID:9kMGiZg5o
「ちょっとなんなのよこれ!誰がこんなところに置いたのよ!」

その声は上条たちから見て球体の機械、未来ガジェット0号機を挟んだ向かい側から聞こえてきた。
上条に聞き覚えのあるその声の主は、それを足の裏で軽く蹴っているようだった。

以下略



14:1
2011/12/04(日) 11:37:51.13 ID:9kMGiZg5o
「すまん!み、御坂!」

「わかればいいのよ……。で? これはなんなの?」
「さあ? その丸っこいのはおれのじゃなくて、この人たちのだ」

以下略



15:1
2011/12/04(日) 11:41:43.63 ID:9kMGiZg5o
ーーただの知り合いですって!? せめてともだちっていいなさいよ!ーーー

上条の言葉を聞いた美琴の周囲に電気の筋が走った。

「……ん? ……み、御坂……さん?」
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16:1
2011/12/04(日) 11:51:21.93 ID:9kMGiZg5o
……。

「なるほどね、美琴がこの都市に7人しかいないレベル5の超能力者のひとり、それも第3位だなんてすごいわね。あ、美琴って呼んでいいわよね? わたしのことも紅莉栖って呼んでくれて構わないから」

上条と美琴は、岡部と紅莉栖に学園都市の能力者と美琴の能力についてを簡単に説明したところだった。
以下略



17:1
2011/12/04(日) 12:00:53.31 ID:9kMGiZg5o
「超電磁砲<レールガン>……。よし、助手よ、彼女をツンデレールガンと呼ぼうではないか」

「いきなり何をいう!? だいたいどうしてツンデレだとわかる!薄い本のタイトルみたいになっておるだろうが!それと助手っていうな!」

ーー ……ツンデ? ーー
以下略



18:1
2011/12/04(日) 12:02:35.06 ID:9kMGiZg5o
「ご、ごめんね、ふたりとも。あいつのいうことは無視していいから」

「あ、いえ……」と美琴が会釈をした。
そして美琴は、目の前の岡部と紅莉栖ではなく、上条に目をやって言葉を続けた。「それで? ふたりは何者で、何の目的があって、あんたは何をしているわけ?」

以下略



19:1
2011/12/04(日) 12:08:06.80 ID:9kMGiZg5o
……。

「つまり紅莉栖さんたちはこの時代、というかこの世界の人間じゃないってこと……ですか?」紅莉栖から話を聞いた美琴が確認した。

ーー おれはまたおかしな人に捕まってしまったってことか。魔術師やら超能力者じゃないだけまし……なのか? ーー
以下略



20:1
2011/12/04(日) 12:10:20.69 ID:9kMGiZg5o
「ほう、レベル5というのは機械の修理までやっているのか、ツンデレールガンよ」

ーー だからツンデってなんなのよ ーー

「おお!さすがだな御坂!」
以下略



21:1
2011/12/04(日) 12:16:03.38 ID:9kMGiZg5o
「簡単にいうとこうよ」美琴に代わって紅莉栖が上条にいった。「電気で動くものっていうことは、動作する時には電気が流れるわよね。で、何かの故障があったりすれば、その箇所で流れるべき電気が流れなかったり、極度に弱くなったりする。つまり極端な電気抵抗があるはずなのよ」

「は、はあ……」

「説明しても無駄ですよ、紅莉栖さん。で、いいですか?」
以下略



22:1
2011/12/04(日) 12:17:37.99 ID:9kMGiZg5o
美琴はそこに手を突っ込むと、目を閉じて手から微量の電気を送り始めた。

岡部たち三人はその様子をじっと見守る。

数十秒ほどで美琴はそこから手を離し、小さく息を吐いた。
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