過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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2011/12/04(日) 12:10:20.69 ID:9kMGiZg5o
「ほう、レベル5というのは機械の修理までやっているのか、ツンデレールガンよ」
ーー だからツンデってなんなのよ ーー
「おお!さすがだな御坂!」
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2011/12/04(日) 12:16:03.38 ID:9kMGiZg5o
「簡単にいうとこうよ」美琴に代わって紅莉栖が上条にいった。「電気で動くものっていうことは、動作する時には電気が流れるわよね。で、何かの故障があったりすれば、その箇所で流れるべき電気が流れなかったり、極度に弱くなったりする。つまり極端な電気抵抗があるはずなのよ」
「は、はあ……」
「説明しても無駄ですよ、紅莉栖さん。で、いいですか?」
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2011/12/04(日) 12:17:37.99 ID:9kMGiZg5o
美琴はそこに手を突っ込むと、目を閉じて手から微量の電気を送り始めた。
岡部たち三人はその様子をじっと見守る。
数十秒ほどで美琴はそこから手を離し、小さく息を吐いた。
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2011/12/04(日) 12:19:42.41 ID:9kMGiZg5o
「とにかく、もう少しやってみます」
再び同じことをしようと美琴が手を伸ばした時、その機械、未来ガジェット0号機がわずかに揺れた。
ーー え? わたしまだ何もやってない…… ーー
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2011/12/04(日) 12:26:03.43 ID:9kMGiZg5o
「えっと……、これは、どういうことでせうか」しばらく呆然としていた4人の中で、最初に口を開いたのは上条だった。
「これはつまり……、どういうことだクリスティーナよ」
「ちょっとわたしにふらないでよ。それとティーナでもない」
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2011/12/04(日) 12:27:00.41 ID:9kMGiZg5o
「……フハ……フゥハハハー!ツンデレールガンよ、嘘をつくのではない!おれは確かに見ていたぞ!あれが動いた時、おまえは手も触れておらず、まだ何もしていなかったはずだ!それを己の力のようにいうとは!レベル5とはいってもやはり中学生だな!厨二か!リアル厨二か!ツンデレ厨二とはなあ!フゥハハハー!」
「やめんか!」紅莉栖が岡部の頭を叩いた。「厨二はどっちだバカ!」
「ごめんね、美琴。でもこいつのいう通りよ。わたしも見ていた。あなたが何もしていないことはわかっているわ」
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2011/12/04(日) 12:28:50.06 ID:9kMGiZg5o
「案ずるなツンデレ厨二!そして我が助手クリスティーナよ!」
「助手でもティーナでもないわ!それとツンデレ厨二もいうな!」
「このおれを誰だと思っているのだ。狂気のマァァァッドサイエンティストゥゥ!鳳凰院凶真だぞ!簡単なことではないか。なくなったのなら作ればいい」
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2011/12/04(日) 12:30:50.64 ID:9kMGiZg5o
「よくぞいってくれたウニ少年にツンデレールガンよ!特別におまえたちをラボメンとして認めよう!ラボメンナンバーは 010 と 011 だ!」
「009 って誰かいたかしら?」
「正式にはまだだが、阿万音由季のために空席にしてある」
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2011/12/04(日) 12:34:00.57 ID:9kMGiZg5o
「なんだかわからないけど喜べない……。って御坂はずいぶんうれしそうだな」
「は? べ、別にそんなことないわよ!あんたと仲間だなんて、そんなこと別に何とも思ってないわ!わ、わたしはこの人たちと仲間だっていうのがうれしいだけで、あんたと仲間なんて、そんなことはどうでもいいのよ!」
「はいはい、おれなんて眼中にないのはわかっていますよ」上条はうんざりしたような様子でいった。「……御坂ともだち少なそうだもんな」
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2011/12/04(日) 13:03:27.49 ID:9kMGiZg5o
突然の声に驚き、紅莉栖が身を固くして振り返ると、岡部も同様にそちらを見た。
「風紀委員ですの。不審者とはあなた方のことですの? ……ってお姉さまぁ!」
腕章をつけた小柄な少女、白井黒子はその腕章を見せつけて岡部と紅莉栖を鋭い目付きで品定めするように見たかと思うと、すぐに甘い声を出して姿を消した。
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2011/12/04(日) 13:04:56.13 ID:9kMGiZg5o
……。
「……というわけなの」紅莉栖と美琴はそれぞれに黒子に事情を説明した。
「とても信じられない話ですが、お姉さまがいうのであれば……」
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