過去ログ - 岡部「学園都市だと!?」上条「……はい」
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2011/12/04(日) 14:38:56.19 ID:9kMGiZg5o
「そ、そそ、そんなこと、で、できるわけないでしょうが///」
「そうか? おまえなら細いし大丈夫だと思うが……。まあいい。おれは寝る」
「ちょ、ちょっと待ちなさい!あんたはどこで寝るのよ?」
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2011/12/04(日) 14:40:15.56 ID:9kMGiZg5o
「ふむ、少し狭いが眠れないことはないな」岡部は未来ガジェット0号機の中に入るとこう呟いた。
そして岡部が扉を閉めようと手を伸ばした時、「お、お邪魔します///」紅莉栖がやってきた。
「く、紅莉栖!? なんだ? 何をしに来たのだ?」
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2011/12/04(日) 14:41:20.75 ID:9kMGiZg5o
「いやらしいこと、とはどういうことだ? ん? HENTAI処女よ」
「誰がHENTAIか!」
ーー しかしこれではとても眠れん…… ーー
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2011/12/04(日) 14:47:08.33 ID:9kMGiZg5o
ーー もう一度あれをやれってこと? そんなこと……/// ーー
ーー あ、あの状況にもう一度なったらまずい……/// ーー
「あのー、岡部さん?」岡部の顔を覗き込むようにして上条が声をかけた。
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2011/12/04(日) 14:48:11.48 ID:9kMGiZg5o
「そ、それなら……そうだ!ふたりきりだったんだから、ふたりきりにしてやればいいんじゃないか」その場の空気を何とかして変えようと上条がいった。
「……あなたにしては名案ですの」
「そうですねえ。そのほうがいいですよねえ」
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2011/12/04(日) 14:49:10.66 ID:9kMGiZg5o
「お、おい、待ってくれ!」岡部が大きな声を上げ、全員が動きを止めた。
「なんですの岡部さん? 今さらできないとでもいいますの?」
「いや、もう覚悟を決めた。おまえたちのいう通りにやってみようじゃないか」
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2011/12/04(日) 14:49:44.46 ID:9kMGiZg5o
「……そうね」岡部の言葉に冷静になった紅莉栖がいった。「それなら岡部、あなたと当麻は外に出て」
「なに?」
「わたしがこの子たちにお礼をいうわ。あんたは当麻にいってちょうだい」
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2011/12/04(日) 15:04:49.27 ID:9kMGiZg5o
岡部と上条が出ていったあと、紅莉栖は4人の少女を前にして深く頭を下げた。
「紅莉栖さん? そんなにあらたまらなくても……」少し慌てたように美琴がいった。
「いいえ、本当にありがとう……。突然現れたわたしたちを信じてくれてありがとう。こんな無礼なわたしたちに親切にしてくれてありがとう。わたしたちを助けてくれてありがとう。……わたしたちを仲間にしてくれてありがとう」
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2011/12/04(日) 15:05:28.16 ID:9kMGiZg5o
「美琴、あなたは最初からわたしたちを信じてくれた。わたしたちのために力を貸してくれて、黒子や木山さんに頭を下げてくれた。あなたは人のために動くことのできる本当に優しい子。だけど当麻にはもう少し優しくしなきゃダメよ」
「紅莉栖さん……」すでにまぶたを腫らすほどの涙を流していた美琴が、無理に笑おうとしながら声にならない声を出した。「紅莉栖さんこそ……岡部さんに……」
「そうね」と笑って紅莉栖は黒子のほうを向いた。
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2011/12/04(日) 15:06:40.89 ID:9kMGiZg5o
「黒子、顔を上げて。あなたはそんなに小さな体で立派な風紀委員なのね。すごい能力も持っているし冷静で頭もいい。わたしたちを思いやってくれたことも絶対に忘れないわ。でも、もう少し素直になったほうがいいかもね。あなたならきっと素敵なレディになれるわ。わたしなんかがいっても信じられないかもしれないけど」
「紅莉栖さんは、素敵なレディですの……」涙を見せまいと顔を伏していた黒子は、紅莉栖にいわれてその顔を上げ微笑もうとした。「紅莉栖さんこそ、素直じゃない、ですの……」
「わかっているわ」と紅莉栖は頷き次に初春に顔を向けた。
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2011/12/04(日) 15:07:47.86 ID:9kMGiZg5o
「飾利、あなたも立派な風紀委員ね。そしてスーパーハカー。のんびりとしているようだけど、この中じゃ一番しっかりしているのかもしれないわ。その場にいる全員に気を配れる温かい心も持っている。そして何より、ともだち想い……。その温かさでみんなを守る縁の下の力持ち。ゴールキーパーみたいなものね」
「わたし、そんな、しっかりなんて……」ハンカチを目に当てて、泣くことを止めようともせずに初春はいった。「わたしなんて、守られてばかりで……」
「みんなあなたを頼りにしているわよ」紅莉栖は微笑んで最後に佐天のほうを向いた。
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