過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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30: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/12/10(土) 19:21:29.01 ID:muetwuoBo

「…………それにしても」

「なによ」

青髪ピアスはじーっと吹寄の全身を舐め回すように眺めている。
そんな不快指数が凄まじいと思われる状況に、吹寄は明らかにイライラとした声で返す。

そして、次に青髪ピアスの口から飛び出した言葉は案の定ろくでもないもので、

「いや、やっぱドレスだとその豊かすぎるモノが目立っ……」

「こんの変態!!!」

言い終わる前に本日二度目の吹寄の頭突きが炸裂。
それはどうやら上条がくらったものよりも協力だったらしく、聞いてるだけで痛々しい鈍い音が鳴り響く。
これでは吹寄自身も相当痛いはずなのだが、余程石頭なのか額が少し赤くなる程度だ。

一方、青髪ピアスの方は完全にKO状態。
頭突きをくらった瞬間に、「ありがとうございます!!」と聞こえたのは気のせいだと思いたい。

「ったく、だから嫌だったのよこんな服」

吹寄は自分のドレスをつまみながら苦々しげに文句を言う。
これも土御門が支給したもののはずだが、実際よく似合っている。
その豊かな胸が強調されている作りなのは否定できないが。

「い、いや、そのなんだ。俺もすっげえ良いと……」

「とうま……どこ見て言ってるのかな?」

上条は上条で褒めようとするが、今度はインデックスがジト目でこちらを見てくる。
何やらこのシスターさんは黒いオーラが漂い始めており、このままでは噛みつきにまで発展しそうなので慌てて口を閉じることにした。
いくら何でも、せっかくのスーツを歯形だらけにするのは避けたい。

「……私もドレス着てるのにスルー。ふふふふふふ」

ちなみに姫神は黒に白い花が描かれたドレスを着ている。
ぶっちゃけかなり似合っているとは思ったが、みんな言うタイミングを逃してしまったのだ。



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