過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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43: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/01/06(金) 22:00:37.42 ID:1U9rs9Uoo


「おっ、大将にシスターさんじゃん」


クラスメイト達から離れて程なくして、上条とインデックスの二人は呼び止められる。
まぁ元々これはインデックスのお別れ会なので、主役を引き連れていれば注目も集まるだろう。

声の方へ顔を向けてみると、そこには黒スーツに身を包んだ元スキルアウトの浜面仕上に、その恋人で、小萌のものよりは淡いピンクのドレスを着た滝壺理后がいた。
どうやら浜面の方は多少のアルコールを摂取しているらしく、いつもよりどこか上機嫌だ。
それでも、いつかの上条みたいに呂律が回らなくなったりはしない辺り、ある程度は飲み慣れているのだろう。
もっとも、上条がそれ程飲み慣れていたりしたら、小萌あたりに何を言われるのか分かったものではないのだが。

「こんばんは」

「おぉ、お前らか。つか浜面スーツ似合わねえな」

「うっせえ、テメェだって似たようなもんだろ!」

「確かにとうまも似合ってないんだよ」

見た目は完全にチンピラなのに、中々上物そうなスーツを着ている所を見ると、やはり不釣合いな感じがする。
そしてどうやらそれは恋人である滝壺も同じ考えであるらしく、特に否定もせずに微笑んでいた。

しかし上条自身もインデックスからダメだしされ、内心ちょっと落ち込んでいたりする。
いくら何でも自分で似合っていると確信できる程に自信があるわけではないのだが、ここまでハッキリ言われるとそれなりに堪えるものがある。

「あれ、他の二人は来てないのかな?」

「いや、麦野も絹旗も来てるぞ。今はちょいと飲み物取りに来てるだけだ」

「浜面一人だと心配だから私も一緒に」

浜面は今も麦野、絹旗、滝壺と共に「アイテム」として活動を続けている。
その一方で、恋人との未来を考えて、まっとうな職に就く事も検討している辺り意外としっかりとした一面もある。



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