過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:26:49.31 ID:L8R+kmkEo
垣根はギリギリと奥歯を鳴らす。
これだけ馬鹿にされて、自分は何も行動に移すことができない。
違う。苛立っている理由はそれだけではない。
以下略
587
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:27:20.11 ID:L8R+kmkEo
「オマエは何も分かっちゃいねェ。今までブチ殺してきたクローン共が俺の死を望ンでいるのならそォしてやる。
だがな、死ンだ奴がどォ思っているかなンてのは、そいつ自身にしか分かンねェンだ。勝手に死ンで償ってもそれは自己満足にしかならねェ」
「くっ、はははははは!!! なんだそりゃ!!! 要するにテメェが死ぬのがこええってだけだろうが!!!」
以下略
588
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:27:49.26 ID:L8R+kmkEo
自分はあんな奴らとは違う。感情のままに拳を振るうなどという事はしない。
常に利益とリスクを天秤にかけて、その上で行動する。
ずっとそうしてきたはずなのに。
以下略
589
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:28:17.51 ID:L8R+kmkEo
二人はそのまま互いにノーガードで殴りあう。辺りにはただ拳の音だけが連続する。
能力を使っていればその一撃一撃が致命傷になり得たはずだ。
それでも、能力なしとはいえ普通に殴られればそれなりのダメージは受ける。
二人の顔面はどんどんボロボロになっていった。顔面に衝撃が伝わる度、切れた唇から血が飛び散る。
以下略
590
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:28:46.30 ID:L8R+kmkEo
決してそういったものに憧れていたわけではない。むしろ軽蔑していたはずだ。
しかし、実際にこうしていると幾分気持ちが楽になるような、そんな感覚がした。
まるで普段の自分は鎖か何かに繋がれていたかのように。
以下略
591
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:29:15.91 ID:L8R+kmkEo
一方通行の拳が頬を打ちぬいたのは、それからすぐの事だった。
以下略
592
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:29:58.81 ID:L8R+kmkEo
「上等だ」
以下略
593
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/03/01(金) 01:32:45.40 ID:L8R+kmkEo
短いけど今回はここまで。そろそろ二ヶ月だったし
次回は上条さんとみさきちパートから
594
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/03/01(金) 07:23:25.22 ID:iRcGNrFVO
乙
レベル5のくせに青春してるなーww
595
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/03/01(金) 12:21:28.70 ID:qCXSXdY3o
おつかれーっ
この二人いいな
596
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/03/01(金) 20:19:31.38 ID:fQFDy0pAO
おっつー
安定の面白さですね
次も楽しみにしてます
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