過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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◆ES7MYZVXRs
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2013/06/27(木) 14:30:37.08 ID:g9sjJPBmo
それならば、と垣根はウェアの中に手を入れる。
「よっと!」
以下略
697
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:31:23.58 ID:g9sjJPBmo
そして次の瞬間。
垣根は再びウェアの中に素早く両手を突っ込むと、中から雪玉を二つ取り出し、間髪入れずに後ろを滑る男へ投げつけた。
「ッ!!!」
以下略
698
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:34:20.79 ID:g9sjJPBmo
止まって話している垣根と一方通行の近くを、仲の良い親子連れが通り過ぎていく。
一歩間違えれば、あの幸せな一家を巻き込んでいた可能性だってあったのだ。
「……ちっ、わーった、認める。配慮が足りなかった。けどよ、俺にしちゃ随分とマシな事はやっただろ?
以下略
699
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:35:26.30 ID:g9sjJPBmo
目の前の白い少年は眉をひそめると、
「なンだよ」
以下略
700
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:36:17.36 ID:g9sjJPBmo
人助けというものはどうも慣れない。
実際にやった事は大したことないのに、精神的に妙に疲れてしまう。
別に相手のことを本気で考えてない、自分の価値を高めるために過ぎない明らかな偽善行為であるにも関わらず。
以下略
701
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:36:52.90 ID:g9sjJPBmo
浜面は目をわずかに動かして麦野から逸らす。
仰向けになって彼女を見上げているため、その背後には相変わらず灰色の雲が広がっており、上空から雪が浜面の顔に落ちてくる。
彼女の表情は少しの揺らぎもない、とても強いものだった。
以下略
702
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:37:46.25 ID:g9sjJPBmo
時刻はもうじき昼食時。
とりあえず元のコースに戻ってから、上条達とも合流してからスキー場のレストランで済ますのが一番いいだろうと浜面は考え、起き上がろうとする。
しかし、その動作は再び止められてしまう。
以下略
703
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:38:50.87 ID:g9sjJPBmo
程なくして、答えは出てきた。
そんな事は分かるはずがない。
もし、どこかの歯車が違っていたら。
以下略
704
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:40:17.46 ID:g9sjJPBmo
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705
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:41:16.41 ID:g9sjJPBmo
それでも、美琴はすぐに首を縦に振る事はできない。
自分の頭の中に浮かんでいるその選択肢は、美琴も食蜂も不利にする可能性を孕んでいる事くらいは理解している。
だが、例えそうだとしても、美琴にはその選択肢が一番正しいものだと思えてしまう。
以下略
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