過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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7: ◆ES7MYZVXRs
2011/12/04(日) 14:16:58.33 ID:McvQY9qko

ついに爆発するインデックス。
それでやっと、目の前の少女の不機嫌さに気がつく上条だったが、遅すぎた。

もう既にシスターさんは、神に仕える者としては落第点レベルであろう暗黒のオーラをまき散らしていた。
十万三千冊を自在に操る『自動書記(ヨハネのペン)』状態でのインデックスは、魔術を極めすぎて神の領域に足を突っ込んだ存在という意味で魔神と呼ぶにふさわしいらしい。
しかし上条としては、今の状態のインデックスも魔人と呼んでもいいのではないかとも思った。もちろんRPGに出てくるようなイメージで。

インデックスはにっこりと笑う。
立ち込める真っ黒いオーラが強すぎて、シスターらしい慈悲に満ちた優しい笑顔に対しても恐怖しか感じることができない上条。

「私は主に仕える敬虔なシスターです。今なら噛み砕きかすり潰しか選ばせてあげるかもぐるるるるるるる」

「お、おい、もう語尾が完全に野獣のそれなんですけどおおおおおお!?」

結局、上条はどちらも選択することが出来ずにいつも通り頭をパックリと丸かじりにされ、学生寮中に断末魔の声が響き渡る。
今まで続いてきたこんな日常も残り僅かだというのに、二人はその日常を崩さずに過ごしていた。



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