過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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334: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/12(月) 06:23:01.63 ID:UzZKBwkmo
勇者「…ご馳走様。俺は、少し中庭で過ごすよ」

堕女神「はい。……後ほど、お茶をお持ちします」

勇者「頼む」

食卓から離れ、伸びをしてから、中庭へと足を進める。
今日は、良い天気だ。
真っ赤に照り付けている訳でもなく、適度に雲がかかった、素晴らしい表情の空だ。
こんな日は、風を感じ、空気や緑の匂いに包まれて過ごしたくなる。
何より――命の危険が、ない。

午睡するのもいいかもしれない。
この世界にいる時間は減ってしまうが、きっと気持ちよく眠れるだろう。

等と考えを巡らせていると、すぐに中庭に到着した。
以前と同じテラスを目指し、白いテーブルにつく。
風が気持ちよく、暖かい。
ふわりと舞った花びらが、勇者の視界を横切り、整えられた庭園を飾る。

勇者「……美しい、な」


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