過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
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512: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/17(土) 01:03:31.57 ID:0fXm8d2Co
内側から侵蝕される熱に浮かされ、手足に一層力が篭る。
思わず反れていきそうになる背筋を無理に押さえ込み、
強く勇者に抱きつき、紅潮した顔をごまかすように、首筋に顔を埋める。

弛んでしまいそうになる四肢に力を入れ、とにかく、離すまいと勇者にしがみ付く。
精を吐き出した肉棒が、鎮まって秘所から抜け落ちる事さえ拒むように。
押し寄せる快楽を封じ込めながら、荒く息をつき続ける。
不規則に痙攣する細い体は、快感に耐え、それでも縋り付くように勇者に抱きついたまま。

何度目かの快感の波が寄せてきた時――視界が、暗くなった。


勇者「……抑え込むな、と言ったのに」

呆れたような口調ではあるが、その顔は優しい。
彼女の体をベッドに横たえ、その体を抱きかかえたまま横になり、顔を眺める。
ふと、窓の外へ視線を送る。

もう、そろそろか。
鐘が鳴って『魔法』が解け、元の世界へと戻る時間は。


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