過去ログ - 女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
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100: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:20:53.15 ID:KLX0v68c0


 永遠にも感じたまどろみの中、私は二つのことに気付いた。


以下略



101: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:22:09.90 ID:KLX0v68c0

 常にそのようなことを考えていると、よく恐ろしい考えがよぎる。


―私も、いつかここから出てゆくのだろうか・・・?―
以下略



102: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:23:49.75 ID:KLX0v68c0

 胎内全体が、いや、母親が揺れていた。


 周りに緊張の根が張り巡る。温かい空間が熱く血走る。水の流ができはじめる。
以下略



103: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:24:38.19 ID:KLX0v68c0

―・・・祈るしかない―

 自分の中の、殺したかった無力な自分が声をあげる。

以下略



104: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:25:49.11 ID:KLX0v68c0

―・・・元気付けようとしたのに、私が貰うなんて。―


 無力な私が、私に優しく微笑んでくれた気がした。
以下略



105: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:26:51.60 ID:KLX0v68c0


 白い部屋に、たくさんの人・・・赤子が居た。
皆一様に、小さなベッドの上で戯れている。
 一方の壁にはめ込まれた、透き通った大きなガラスの向こう、私とこの人を産み落としてくれた女性とその番の男性が微笑ましくこの人を眺めている。
以下略



106: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:28:19.61 ID:KLX0v68c0

なぜか耳にすると落ち着く声色で、ガラスの向こうにいる女性は言う。
 これも不思議なもので、彼女の中に居たときと今とでは、聞こえる声色が違う。なのに私たち二人は、その声に安心するのだ。

父親「そうだねぇ」
以下略



107: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:29:55.48 ID:KLX0v68c0

母親「でも、忙しいのはこっからだよ。」

父親「えぇ〜・・・」

以下略



108: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:32:16.71 ID:KLX0v68c0

 男性は組んだ腕の中にうずめた顔持ち上げ、女性に向く。

父親「だって・・・」

以下略



109: ◆N1RGqRourg[saga]
2011/12/11(日) 02:34:56.18 ID:KLX0v68c0

 ―言い知れぬ不安が溢れた。


―――――――第三夜、続く。―――――――


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